閃輝暗点に関するQ&Aは移転しました。
「医療相談室」に寄せられたご質問の中から、「閃輝暗点に関するQ&A、よくある質問に答えて」を特集して別ページに移転して掲載しています。
こちらをご覧ください。「特集 閃輝暗点Q&A よくある質問に答えて」
以下はよくある質問、Q&Aの例題を2つ掲載しています。
Y・A様 女性 57歳 地方公務員
Q : ご質問
10年前から、三日月のような半円形のギザギザでキラキラする症状があります。初めから頭痛はありません。吐き気もありません。手とか足のシビレもありません。言語障害もありません。
視界いっぱいに広がって目が見えない状態が40分くらい続きます。目を閉じても光は見えます。二日続けてなったこともあります。
気分が悪くなるのでずっと寝ていないといけません。
眼科で診てもらいましたが、「眼の病気ではない。」と言われ、「閃輝暗点のみ頭痛なし」の症状だと言われました。
脳神経外科を紹介されて、頭部のMRIを撮りましたが、何も異常はありませんでした。そこでも「前兆のみの頭痛を伴わない、閃輝暗点のみ頭痛なし」ですと言われました。
薬もなく治療はされませんでした。
二日連続して現われたり、ひと月で4回くらい頻繁に現われます。こんなに頻繁になるのに治療はないと聞いて、とても不安に思っています。
この「閃輝暗点のみ頭痛なし」について詳しく教えてください。
他に治療法や改善する方法があれば教えてください。
A:お答え
三日月のような半円形のギザギザでキラキラする症状とのことですが、このことから閃輝暗点の発症に間違いないと思います。光が消失してその後にズキンズキンと拍動性の頭痛が起きれば、これは典型的な「閃輝暗点の前兆を伴う片頭痛」と診断されるのですが、その後の頭痛・吐き気がないとなれば、この症状は「閃輝暗点のみ頭痛なし」に該当する症状と診断されます。このような方はたくさんおられます。決して珍しいケースではありません。
国際頭痛分類(第3版β版日本頭痛学会訳)では「典型的前兆のみで頭痛を伴わないもの」に分類されています。
脳神経外科で頭部MRIを撮ったが異常なしとのことですが、これは担当医師の適切な判断です。「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースでは、まれですが脳梗塞、脳動脈奇形、脳腫瘍などの前兆の可能性があります。そこで医師が確実に診断する必要があるときにはCTスキャン、脳血管造影画像検査、頭部MRI検査などを施行します。
それぞれの専門医から、目も脳も異常なしと診断され、「治療はありません」と言われたとのことですが、「閃輝暗点のみ」で頭痛がなければ病院では治療はできません。病気ではないと診断され、医師は治療対処できません。これが現在の西洋医学医療の限界です。治療したいというあなたの意に反して、これからも「閃輝暗点のみ頭痛なし」の症状は続くことになります。
推奨される改善方法として食事養生療法があります。薬用植物ハーブやサプリメントを、継続的に摂取して足りない栄養を補う方法です。
この薬用植物ハーブやサプリを活用した改善方法について、詳しく解説したサイトがあります。こちらをご覧ください。
Y・T様 44歳 女性 アパレル店経営
Q : ご質問
閃輝暗点は、なにが原因で起こるのですか?
私のときは夜眠れなかったり、仕事がうまくいかなくてイライラして、ストレスが溜まるとなったりします。
でもその逆に、金曜日に仕事がすべて片付いてホッとして、さあゆっくり休むぞというときに、帰りの車を運転している途中に閃輝暗点の発作が起きたりします。
休日の計画も全部ドタキャンです。
病院からは頭痛薬を出されるだけで、予防はできないと言われました。
なぜ起きるのですか?
起きなくする対処法、予防法などありませんか?
A:お答え
閃輝暗点は寝不足など体調不良のときに起こるケースも多いようですが、ストレスや過労、食べ物と言ったさまざまな誘因があります。
誘因とは原因を誘発する因子、すなわちきっかけとなる食べ物や出来事、自然現象などを言います。
閃輝暗点の原因となる発症機序(発生のしくみ、メカニズム)はまだはっきりわかっていませんが、ストレスなど何らかの誘因により、脳の物を見る中枢といわれる視覚野という部分の血管が拡張し、収縮し、さらに拡張して一時的に血液の流れが変化することから、血管の周りの三叉神経を刺激することから起こると考えられています。
それから、ホッとした時に閃輝暗点が起こるとのご指摘ですが、このケースも多くあります。「週末片頭痛」とか「土日頭痛」などと呼ばれて、経験されている方も多いようです。緊張状態が続いた後にホッとする解放感が誘因となり、脳内血管が拡張して閃輝暗点が発症します。
改善方法の一つとして、自分の誘因が何であるかを見つけてそれをケアできるようにしてください。誘因を見つける方法は「特集 閃輝暗点 自分でできる対策は?」に詳しく解説があります。こちらをご覧ください。
「閃輝暗点に関するQ&A よくある質問」は、特集サイトに詳しく掲載があります。詳しくはこちらをご覧ください。
コメントをお書きください